1年間の成果が実る、八十八夜の一番茶
八十八茶(立春から数えて88日目)に、いよいよ一番茶摘みが始まります。
この時期の茶葉は二番茶、三番茶と比べ苦渋いカテキンやカフェインが少なく、テアニンという旨み成分か3倍以上あり、甘みが強く、さわやかな香りがします。
藁の恵みで、さらに甘みを引き出した新茶の味に、一年間の苦労も吹き飛びます。摘みたての茶葉はすぐに製茶します。
自然の力を生かした有機肥料と土づくり。そして茶樹は冬眠へ
お茶は肥料要求性が高く、特に窒素肥料を多く施用するほど旨みがのるといわれますが、茶が吸収できる肥料分には限度があり、肥料を必要以上に多く施用すると吸収利用率は大きく低下することがわかっています。
私たちのお茶づくりに使用する肥料は、藁や牛ふん、米ぬか、油かすを一年間発酵させたこだわりの有機肥料です。そして、多くの生物が住む土と太陽の力で健やかな茶樹を育成しております。
春の訪れで新芽からはじけるみずみずしい香り
3月には「芽出し肥」と呼ばれる肥料をまくと、茶樹たちは溢れんばかりの生命力で一気に新芽をつけはじめます。
4月に追肥作業をいたします。
5月には美味しい新茶を皆様へお届けいたしております。
清香園の自信作「深蒸し新茶」を楽しみにお持ちくださいませ。